作用原理:其他 | 动力形式:超声波 | 品牌:日本MIGHT |
型号:LBW-150 | 控制方式:手动 | 频段:高频 |
驱动方式:手动 | 产品别名:焊接机 | 作用对象:金属 |
升降控制:手动 | 焊接原理:对焊 | 电流:直流 |
重量(kg):24 |
仕 様 | |||||
型 式 | LBW-150 | ||||
充電装置部 | 定格入力 | 交流100V 50/60Hz 500W(510VA) | |||
出力定格 | 直流56.8V 6A | ||||
充電方式 | 定電流?定電圧充電方式 | ||||
冷却方式 | 強制冷却 | ||||
本体部 | 定格 | DC10~150A | |||
出力電流 | |||||
定格 | DC48V | ||||
負荷電圧 | |||||
無負荷電圧 | DC51.2V | ||||
定格使用率 | 40% | ||||
使用溶接棒 | φ1.0~φ3.2 | ||||
冷却方式 | 強制冷却 | ||||
バッテリー部 | バッテリーの種類 | リチウムイオンバッテリー | |||
定格容量 | 20Ah 1024Wh | ||||
バッテリーの個数 | 16個 | ||||
外形寸法(㎜) | W220×L550×H330+取手60 | ||||
質量(㎏) | 24 |
取扱説明書
この取扱説明書は大切に保管してください。
本機を貸し出す時は、必ず取扱説明書を添付してください。
はじめに
このたびは、リチウムバッテリー溶接機『LBW-150』をお買い求め頂き、誠にあり
がとうございます。
バッテリー溶接機は、電源のない所でも使用できる小型?軽量?無公害の溶接機です。
本機を用いて、φ1.0~φ3.2 の溶接棒による溶接ができます。
本機は一般家庭用 100V 電源で充電しながら溶接することもできます。
本機の取り扱いを誤りますと事故や故障の原因となりますので、ご使用前には必ずこの
取扱説明書をお読みください。
本機の取り扱いは、この取扱説明書の内容を理解し、安全な取り扱いができる人が行って
ください。
取扱説明書は、いつでもご覧頂けるように大切に保管してください。
取り扱い上の注意
警 告 取扱いを誤った場合に極めて危険な状態が起こる可能性があり、死亡、
または重傷を受ける可能性が想定される場合。
取扱いを誤った場合に危険な状態が起こる可能性があり、中程度の障害
注 意 や軽傷を受ける可能性が想定される場合、及び物的損害のみの発生が想
定される場合。
警告
? 本機を溶接機以外の用途に使用しないでください。
? 分解したり、改造したりしないでください。本機の改造による事故、部品を取り
外した状態で使用した事故等については、一切の責任を負いません。
? 本機が変形や損傷した場合、または異臭や発熱、漏液に気づかれた場合は、直ち
に使用を中止し、購入店、または弊社までご連絡ください。
? 本機から発火した場合は、絶対に水をかけないでください。引火爆発を引き起こ
す恐れがあります。石油火災消火用消火器等で消火してください。
? 直射日光の当たる場所やストーブ等の熱源のそばに放置しないでください。また
高温となる場所では、使用や充電をしないでください。
? 高所からの落下や投げつけたり等の強い衝撃を与えないでください。内部回路等
が破損し、発熱や発火の原因になる恐れがあります。
? 電源コードやケーブルを抜くときは、プラグ部分を持って抜いてください。
? コード類に重いものを載せたり、引っ張ったり、傷を付けたりしないでください。
もし亀裂等がありましたら、速やかに修理、または交換してください。
? 本機は防水構造ではありません。雨の中で使用したり、水をかけたりすると感電
や内部の故障、火災事故等の原因となります。
? 感電防止のため濡れた手で本機を操作しないでください。大変危険です。
また溶接ケーブル接続時は、必ず溶接スイッチを『切』にし、溶接スイッチのラ
ンプが消えていることを確認してください。
? 溶接端子は、溶接スイッチが入っている時、直流電圧が出力されております。使
用後は溶接スイッチを入れたまま放置しないでください。アース?ホルダーが金
属に接触した場合に電気が流れます。
? 電源コードの接地(アース)は必ず行ってください。
注意
? 湿気やホコリ、油煙、湯気の多い場所で使用しないでください。火災や故障の原
因となります。
? 海辺や砂地での使用は、砂塵が原因で故障するばかりか、修理ができない場合が
あります。
? 本機は固い場所に水平に設置し、不安定な場所では使用しないでください。傾斜
した状態になると転倒破損の原因となります。
? 本機に座ったり、重いものを載せないでください。ケースカバーが破損する恐れ
があります。
? 使用後は必ず充電を行ってください。
? 長期間保管するときは、1ヶ月に1度は必ず充電完了まで充電してください。
1 構成?仕様
(1) 構成
本機はリチウムイオンバッテリー、定電流溶接回路、バッテリー充電回路により構成さ
れています。
パネル面の溶接電流設定ボリュームで設定された、一定の電流で溶接ができます。
バッテリー充電回路は全自動定電流定電圧回路により、約 4 時間でリチウムイオンバ
ッテリーを安全に最適充電します。
2 各部の名称と説明
(1) 正面ならびに背面の各部名称と説明
① 操作?表示パネル????? 溶接および充電の操作や、溶接電流の設定を行います。
また、溶接および充電の状態やアラームの表示をします。
② 溶接端子プラス(+)??? 溶接プラグのプラス (+)側を接続します。
③ 溶接端子マイナス(-)?? 溶接プラグのマイナス(-)側を接続します。
④ バッテリー遮断端子???? バッテリーと制御部の接続/切離しを行います。
*端子連結板は付属でついていますので接続してご利用ください。
*長期間使用しない場合は充電後、連結板を取り外して保管して
ください。
*連結板が動かないようにしっかりと固定してください。
*溶接スイッチが“消灯”していることを確認してから連結板を
取り付けてください。
⑤ 接地極付き電源コード??? バッテリーの充電を行うときに接地極付き交流100V
コンセントに接続します。
⑥ 換気口?????????? 本機をご使用時に正面側より吸気し、背面側に排気します。
(2) 操作?表示パネルの各部名称と説明
? 充電スイッチ??????? 充電制御の入切りを行います。
充電中は点灯します。
また充電アラームが発生した場合は点滅します。
? 溶接スイッチ??????? 溶接出力の入切りを行います。
溶接スイッチ ON で点灯します。
? 溶接電流設定ボリューム?? 溶接電流の設定を行います。
? 表示ディスプレイ????? 充電中は充電電圧を、溶接スイッチONの時は溶接設定
電流を、溶接中は溶接電流を表示します。
また、アラーム発生時はアラーム内容を表示します。
? 電圧(V)ランプ ?????充電電圧を表示中に点灯します。
? 電流(A)ランプ ?????溶接設定電流ならびに溶接電流を表示中に点灯します。
? 入力電源ランプ ??????交流100Vコンセントに電源コードを接続すると
緑色に点灯します。
交流100Vが低下すると赤色の点滅となります。
? 異常ランプ ????????装置内に異常があるときに赤色点灯します。
3 バッテリーの充電方法
本機を始めてご使用になる場合や、溶接作業終了後は速やかに充電を行ってください。
また長期間ご使用にならない場合にも、1ヶ月に1回程度の頻度で充電を行ってください。
適正な充電がされないとバッテリーの故障や破損の原因となりますので、ご注意ください。
(1) 背面にあるバッテリー遮断端子④が左右の端子台に接続されていることを確認してく
ださい。接続されていない場合は接続してください。
(2) 接地極付き電源コード⑤を交流100V コンセントに接続します。
入力電源ランプ?が緑色に点灯します。
入力電源ランプが赤色に点滅している場合は、交流電圧が90V以下に低下しています。
電線ドラム等をご使用になっている場合は、100V コンセントに直接接続してくださ
い。
(3) 充電スイッチ?を押し、充電を行ってください。
充電スイッチが点灯し、表示ディスプレイ?に充電電圧が表示され、冷却ファンが作動
します。
(4) 約 4 時間で充電が完了します。
充電スイッチ及び表示ディスプレイの表示が消灯します。
4 交流100V が使用できる場所での溶接方法(充電併用の溶接)
現場で 100V電源がとれる場合は、本機を充電しながらご使用ください。
溶接可能本数が多くなります。可能な限り充電併用で溶接作業を行ってください。
(1) 背面にあるバッテリー遮断端子④が左右の端子台に接続されていることを確認してく
ださい。接続されていない場合は接続してください。
(2) 接地極付き電源コード⑤を交流100V コンセントに接続します。
入力電源ランプ?が緑色に点灯します。
(3) 溶接端子②、③に別途用意したアースケーブルに被溶接物を、ホルダーケーブルに溶接
棒をしっかりと接続します。
溶接端子は作業内容にあわせて極性を選択してください。
(極性が指定されている溶接棒は、その指示に従ってください。)
接続方法 適用
-側 ホルダー(溶接棒側) ?構造物などの一般溶接
+側 アース (母材側) (溶け込みが深い)
?薄板などの肉盛り溶接
-側 アース (母材側)
(肉盛り性が良い)
+側 ホルダー(溶接棒側)
?ステンレス鋼の溶接
(4) 溶接スイッチ?を押します。
溶接スイッチと充電スイッチが点灯し、表示ディスプレイ?に溶接設定電流が表示され
ます。また、冷却ファンが回転します。
(5) 溶接電流設定ボリューム?で、使用溶接棒に適した溶接電流に設定します。
表示ディスプレイには溶接設定電流の値が表示されます。
(6) 溶接を開始します。
溶接電流が流れている間、表示ディスプレイには溶接電流の値が表示されます。
(7) 溶接中に異常ランプ?が点灯した場合、溶接出力及び充電制御は停止します。
(7 異常ランプ点灯時の処置方法 参照)
(8) 溶接作業が終了後は溶接スイッチを押してください。
溶接スイッチが消灯し、溶接出力が停止します。
溶接スイッチを『切』にしても充電は行っています。そのまま充電を続けてください。
(3 バッテリーの充電方法 参照)
5 交流100V が使用できない場所での溶接方法
100V電源併用に比べ極端に溶接可能本数が少なくなります。
本体のバッテリー充電状態によっても変ります。
(1) 背面にあるバッテリー遮断端子④が左右の端子台に接続されていることを確認してく
ださい。接続されていない場合は接続してください。
(2) 溶接端子②、③に別途用意したアースケーブルに被溶接物を、ホルダーケーブルに溶接
棒をしっかりと接続します。
(3) 溶接スイッチ?を押します。
溶接スイッチが点灯し、表示ディスプレイ?に溶接設定電流が表示されます。
また、冷却ファンが回転します。
(4) 溶接電流設定ボリューム?で、使用溶接棒に適した溶接電流に設定します。
表示ディスプレイには溶接設定電流の値が表示されます。
(5) 溶接を開始します。
溶接電流が流れている間、表示ディスプレイには溶接電流の値が表示されます。
(6) 溶接中に異常ランプ?が点灯した場合、溶接出力は停止します。
(7 異常ランプ点灯時の処置方法 参照)
(7) 溶接作業が終了後は溶接スイッチを押してください。
溶接スイッチが消灯し、溶接出力が停止します。
(9) ご使用後は出来るだけ早く充電を行ってください。
(3 バッテリーの充電方法 参照)
6 溶接作業時の注意事項
? 作業時のスパッタの注意
溶接作業を行う場合、溶接のスパッタ(火花の飛びはね)を飛ばさないように、可燃
物などに遮へい板などを設けてください。
火災や火傷などの重大な事故の原因となります。
? 高温箇所(溶接棒、母材)
溶接中や溶接終了後しばらくの間は、溶接棒や溶接された金属は、非常に高温となっ
ております。溶接する場合、溶接する金属の裏側に不燃性のものを準備して火災など
にならないようにしてください。
また、溶接したまわりや金属に直接手で触らないでください。
火傷などの事故の原因となります。
? アーク光
溶接作業時は、充分な遮光度を有する遮光保護具を使用してください。また周囲の人
への保護の為、遮光衝立などを設置してください。
溶接のアーク光は紫外線や赤外線を含んでおり、直接目に入ると目を痛めます。
また、溶接用皮製保護手袋、長袖の服、脚カバー、皮前掛けなどの保護具を使用して
ください。
? ヒューム(煙)
溶接作業時は必ず防塵マスクを着用するとともに、風向きや溶接姿勢、および保護具
の方向を考え、ヒュームを吸い込まないようにしてください。
溶接時のヒュームを多量に吸い込むと、じん肺やガス中毒になることがあります。
? 溶接スイッチ
溶接中に溶接スイッチは動かさないでください。故障の原因となります。
? 異常を感じたら
使用中に異常 (におい?音?熱など)を感じたら、ただちに使用を中止して、背面に
あるバッテリー遮断端子④でバッテリーを切離し、購入店、または弊社までご連絡く
ださい。
7 異常ランプ点灯時の処置方法
異常ランプ?点灯時には、自動的に溶接出力および充電が停止し、充電スイッチ?が点滅
または点灯し、表示ディスプレイにアラーム内容が表示されます。
異常ランプおよび充電スイッチの点滅時は、一時的に運転を停止しますが、アラーム内容
が解除されると自動復帰します。
異常ランプが連続点灯した場合は、溶接スイッチを『切』にした後、下表のとおり処置し
てください。警報内容が解除された後、充電スイッチが点滅しているときは、充電スイッ
チを押してください。充電スイッチは連続点灯し、充電が続行できます。
引き続き溶接を行う場合は、溶接スイッチをおしてください。